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リップル(XRP)の今後は期待できる?価格予想や将来性の見通しを解説

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リップル(XRP)の今後は期待できる?価格予想や将来性の見通しを解説

XRPは昔からあるけれど、将来性はどうなのかな?
今後もXRPの値上がりが期待できるって本当?

結論からいうと、XRPは今後も価格上昇が期待できる暗号資産(以下「仮想通貨」とする)のひとつです。

これから仮想通貨取引を始めるなら、以下の点に注意したうえで、無理のない金額からXRPに投資してみてはいかがでしょうか。

XRPを購入する前に知っておくべき注意点
  • リップル裁判の動向に左右される可能性がある
  • リップル社の動向や、デジタル通貨としての実用化の状況把握が大事
  • 世界的な仮想通貨規制強化の影響を受ける可能性がある

この記事では、XRP取引を始めたい方や現在保有している方に向けて、XRPの将来性や今後の期待感について解説します。XRP取引におすすめの仮想通貨取引所も紹介するので参考にしてください。

XRPを買うならおすすめ!
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監修者 伊藤亮太 スキラージャパン株式会社 代表取締役

伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。

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【掲載情報について】
2025年9月8日時点の情報を掲載しています。
サービスの都合上「仮想通貨」「暗号資産」という言葉を併用する場合がありますが、どちらも同じ意味です。
本記事では、以下の一覧に記載されている、金融庁・財務局から暗号資産交換業者として登録を受けている業者のみ紹介します。
暗号資産交換業者一覧

目次

XRPは今後も「値上がりが期待できる」仮想通貨!

XRPは、2025年9月時点の時価総額ランキングで3位にランクインしており、数多くの仮想通貨の中でもメジャーコインとして知られる銘柄のひとつです。

XRPはすでに10年以上の歴史がある仮想通貨ですが、今もなお投資家から注目を集めているのには次のような理由があります。

ひとつずつ解説していきましょう。

送金の早さやコストの低さにより、グローバルでの活用が期待されるから

XRPの大きな特徴のひとつに「海外送金の手軽さ」があり、グローバルでの活用が期待されます。

従来の金融システムでは、海外へ送金する際に多大なコストや時間がかかる問題がありました。

中には「送金目的の確認に時間がかかり、なかなか受取人の口座へ振り込まれない」ということもあるほどです。

XRPはそうした海外送金の問題をクリアするために発行されたコインで、国境を越えた送金でもおよそ3~5秒で決済できるとされています。

また、送金にかかるコストも1件につき平均0.0002ドルとなっており、従来の海外送金に比べて遥かにアクセスしやすいことが特徴です。

XRPはこうした送金スピードの速さやコストの低さから、今後国際的な資金の決済に活用されることが期待できます

リップル裁判に「実質的に勝訴」したから

2020年12月から続いていた、リップル社と米証券取引委員会(SEC)との長年にわたる裁判は、双方が控訴を相互に取り下げることで合意し、事実上終結しました。

この終結により、2023年7月のトーレス判事による判決が最終的な判断として確定し、XRPの価格に大きな影響を与えていた法的な不確実性が解消された形となります。

最終判断では、個人投資家向けの取引所でのXRP販売は有価証券の取引に当たらないとされた一方、機関投資家向けの販売は証券法に違反すると認定されました。

リップル社は約1億2500万ドルの民事制裁金を支払うことになりましたが、これはSECが当初要求していた20億ドルを大幅に下回る金額です。

裁判の終結により、仮想通貨取引所での上場廃止といった懸念が払拭され、リップル社は事業展開に集中できる環境が整ったと言えます。

この結果は、XRPの将来にとってポジティブな材料と見なされています。

発行枚数が上限に達しているため、希少価値が上がりやすいから

仮想通貨に限らず、金融商品の価格は「需要と供給」のバランスによって決定されます。

その金融商品を買いたいと思う人が増えれば価格が上がり、逆に売りたいと思う人が増えれば価格が下がる仕組みです。

XRPは発行枚数の上限を1,000億枚としており、すでにそのほとんどが発行されています。

これ以上新たにコインが発行(=供給)されることがないため、「XRPを購入したい」という需要が増えるほど、市場に出回っているXRPの希少価値が上がり、価格の上昇につながる要因となります

特にXRPは国際送金に使いやすい特徴があるため、国際的な資金決済の手段として浸透すれば、よりXRPの希少価値が上がるきっかけになるかもしれません。

史上最高値を更新中だから

XRPの過去最高値は長らく、2018年1月7日につけた385円でしたが、2025年1月17日に約527円 まで上昇し、史上最高値を更新しました。その後も同程度の価格水準を維持しており、2025年7月18日には再び史上最高値を更新して約542円に達し、2025年9月4日時点では約420円となっています。

今後の値動きは不明なものの、2025年1月20日にトランプ政権が誕生したことが仮想通貨市場全体にプラスに働く可能性が非常に高まっています。

トランプ政権は仮想通貨に関して非常に好意的な姿勢をとっているからです。また、今後「国際的な決済手段としての認知を高める」「SECの控訴が再び棄却される」などのポジティブなニュースが流れることでも、値動きにも良い影響を与える可能性があります。

これまでのXRPの価格動向

XRPはすでに発行から10年以上が経過しているコインであるため、これまでさまざまな価格推移を辿ってきました。

ここで改めて、XRPの価格に大きな影響を与えた出来事と市場の反応を復習しておきましょう。

2018年1月に過去最高値の385円

リップルの価格動向2018年1月

画像引用:CoinGecko

XRPは2018年1月に過去最高値となる385円をつけています。これは2017年後半より巻き起こった仮想通貨ブームが大きな要因とみられています。

2017年は、以下のような出来事が起こりました。

  • ビットコインの先物がアメリカのシカゴ・マーカンタイル取引所へ上場
  • 日本でも改正資金決済法によって法律でビットコインが制定

上記により、仮想通貨が新たな投資先として大きな注目を集めました。

仮想通貨では、業界に変化をもたらすようなニュースが流れると、特定の銘柄に限らず値動きが波及するケースがたびび見られます。

2度目のピークは2021年4月の200円

リップルの価格動向2021年4月

画像引用:CoinGecko

XRPは、2020年12月にSECより提訴を受けたことで価格が大きく落ち込んでいましたが、その後2021年4月には再び200円の高値をつけています。

2020年以降のコロナ禍では世界各国で金融緩和政策が取られ、金融市場はいわゆる「カネ余り」の状態となりました。

その結果、米ドルやユーロなどの法定通貨の価値が下がりやすくなり、「インフレが起こるのでは?」と危惧されたことから「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコインにたくさんのお金が流入したのです。

その影響はXRPにも波及し、一度目のピーク以降の高値をつけることとなりました

2018年と同様に、XRP自体にポジティブなニュースが起きたわけではないものの、「業界全体の盛り上がりを受けて価格が上昇している」ことがわかります。

「有価証券ではない」との判決で2023年7月に115円まで上昇

リップルの価格動向2023年7月

画像引用:CoinGecko

次にXRPの価格が大きく動いたのは、2023年7月です。

2023年7月13日にSECとの訴訟で「XRPは有価証券ではない」との判決が下されたことを受けて、市場は一気にポジティブな反応を見せました

それまで70円前後で推移していた価格が一気に115円まで上昇し、方向感を失っていた市場が大きく動くきっかけとなっています。

2024年11月より上昇トレンドに。2025年7月18日に542円

XRP|CoinGecko

画像引用:CoinGecko

2024年10月にリップル裁判におけるSEC側の中間控訴が棄却されたことや、同年11月に米国大統領選挙で、積極的な仮想通貨施策で知られるトランプ氏が再選したことを受け、XRPの価格は上昇トレンドに入りました。

そして2025年1月17日には、それまでの史上最高値を更新して527円をつけました。2025年7月18日には再び史上最高値を更新して、542円に達しています。以降も高い水準を維持し続けていることから、今後の値動きにも期待が持てるでしょう。

【価格予想】2025年〜2027年、XRPは値上がりが期待できる?

XRPの価格に長年影響を与えていたSECとの訴訟問題は終結し、法的な不確実性という大きな懸念材料が払拭されました。

これにより、リップル社は米国市場での事業展開を本格的に再開できる環境が整ったと言えます。

今後の価格を左右するトピックとしては、まずXRPの現物ETFが承認されるかという点が挙げられます。

2024年にビットコインやイーサリアムの現物ETFが承認され、大きな資金流入のきっかけとなったことから、XRPの現物ETFが承認された場合、価格にポジティブな影響を与える可能性があります。

また、リップル社が進める国際送金ソリューション(旧ODL)の普及も重要な要素です。

提携する金融機関が増え、XRPを利用した送金が拡大すれば、XRPそのものの需要が高まり、価値の上昇につながることが期待されます。

ただし、今後の世界的な暗号資産(仮想通貨)規制の動向や、金融市場全体の地合いによっては価格が左右される可能性がある点には注意が必要です。

これからXRPを買うならここに注意!初心者が見るべきポイント

これからXRPを購入する人は、XRPの今後を握る次の3点をおさえておきましょう。

これからXRP取引を始める際の注意点
  • みずほフィナンシャルグループ
  • SBI ホールディングス
  • 三菱UFJ銀行 など

XRPは送金スピードの速さとコストの低さから、デジタル通貨としての実用性が大きく期待されています。

実際に、リップル社は世界中のさまざまな企業とパートナーシップを結んでおり、日本でも以下の大手金融グループと提携しています。

提携先となる日本の大手金融グループ
  • みずほフィナンシャルグループ
  • SBI ホールディングス
  • 三菱UFJ銀行 など

今後さらにパートナー企業との連携が進めば、XRPがさらに身近な決済手段として活用される日が来るかもしれません。

ただし、仮想通貨に対する規制強化の流れには要注意です。仮想通貨は誰でも簡単にアクセスできる利便性がある一方、マネーロンダリングに使われやすい点などが指摘されてきました。

現在、世界各国では仮想通貨に対する規制強化を行う流れが強まっており、日本でも2023年6月より「トラベルルール」が導入されるなど、暗号資産の移動に関する規制が新たに設けられています。

もし、今後も仮想通貨の利便性を損なうような規制が適用されると、仮想通貨の取引量が減少したり、価格暴落により損失を受けたりと、仮想通貨市場に大きな影響を与えることも想定されます。

エックスアールピー(XRP)取引におすすめの仮想通貨取引所4選

エックスアールピー(XRP)の取引におすすめの仮想通貨取引所は、次の4つです。

エックスアールピー(XRP)取引におすすめの仮想通貨取引所

※エックスアールピー(XRP)取引にかかる手数料の低さや、取引最低単位の小ささなどから選定

SBI VCトレード

取引所名SBI VCトレード
取扱銘柄数36銘柄
取引手数料
(XRP/JPY)
【販売所】
無料(スプレッドあり)
【取引所】
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
最大レバレッジ倍数2倍

SBI VCトレードは、SBIグループのSBI VCトレード株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

現物取引だけでなく、レバレッジ取引や積立、レンディングなどさまざまな取引スタイルを用意しています。

積立暗号資産は500円から利用でき、少額から投資を始めたい方にもおすすめです。セキュリティ体制にも力を入れているため、安心して取引をしたいという方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

BitTrade

取引所名BitTrade
取扱銘柄数45銘柄
取引手数料
(XRP/JPY)
【販売所】
無料(スプレッドあり)
【取引所】
無料
【レバレッジ取引】
建玉ごとに 0.03%/日
最大レバレッジ倍数2倍

BitTrade(ビットトレード)は「ビットトレード株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。

セキュリティ対策に力を入れており、サービス開始以来ハッキングは0件です。

また、2円から取引を始められる点や、レバレッジ取引以外は取引手数料がかからない点から、投資初心者でもXRP取引に挑戦しやすい環境が整っています。

加えて、45銘柄と多くの仮想通貨を扱っている点も魅力です。

XRP以外のアルトコインや、ビットコインの取引も考えている方は、ぜひ検討してみるとよいでしょう。

bitFlyer

取引所名bitFlyer
取扱銘柄数38銘柄
取引手数料
(XRP/JPY)
【販売所】
無料(スプレッドあり)
【bitFlyer Lightning】
約定数量×0.01~0.15%
最大レバレッジ倍数2倍

bitFlyerでは「販売所形式」と「bitFlyer Lightning」の2種類の取引方法がありますが、このうち販売所形式では0.000001XRPから取引が可能です。

1円からでも取引ができるため、「いきなりまとまったお金を投資するのは怖い」という人は、少額投資から始めてみるとよいでしょう。

また、bitFlyerではXRPを積立投資で購入することもできます。

積立投資サービスの「かんたん積立」では1円から積立金額を設定できるので、「購入するタイミングが分からない」「分散投資してリスクを低減したい」という人は、かんたん積立を利用してみましょう。

GMOコイン

取引所名GMOコイン
取扱銘柄数22銘柄
取引手数料
(XRP/JPY)
【販売所】
無料(スプレッドあり)
【取引所】
Maker:-0.01%
Taker:0.05%
最大レバレッジ倍数2倍

GMOコインは「貸暗号資産サービス」を利用できる点が大きな特徴です。

貸暗号資産サービスとは、保有している仮想通貨を取引所へ貸し出すことで利息を受け取るサービスのことです。

GMOコインには「貸暗号資産ベーシック」と「貸暗号資産プレミアム」の2つのコースがあり、エックスアールピー(XRP)はどちらのコースでも貸し出すことができます。

短期的な売買ではなく長期保有を前提にエックスアールピー(XRP)への投資を検討している人は、貸暗号資産サービスを利用して利回りを得るのもひとつの方法です。

よくある質問

最後に、XRPに関するよくある質問について回答します。

XRPの取引で儲けるためのコツは?

少額ずつ分散投資を行うことです。

XRPをはじめとした仮想通貨は値動きが大きいことが特徴です。

後から振り返って「高値掴みをしてしまった」とならないよう、少額ずつタイミングを分散しながら購入していくとよいでしょう。

XRPはいつ約400円になった?

2018年1月7日に385円の価格をつけました。

XRPは、2017年後半からの仮想通貨ブームの流れを受けて、2018年1月7日に過去最高値となる385円の価格をつけています。

XRPはビットコインと同じような値動きをするの?

同じような値動きになりやすいものの、完全に一致するわけではありません。

ビットコインは仮想通貨市場で圧倒的なシェアを占めていることから、どうしても他の通貨はビットコインの値動きの影響を受ける傾向にあります。

XRPも例外ではありませんが、完全に一致するわけではありません。

まとめ

XRPは送金スピードの速さやコストの低さから、国際的な資金決済の手段として大きく期待されています。

2023年7月には長らく続いてきた訴訟問題にも大きな進展があり、価格が上昇基調へと乗りました。

そして2024年11月からは上昇トレンドに入っており、今後の値動きにも期待が持てます。

投資するタイミングに備え、まずは仮想通貨取引所の口座開設から始めてはいかがでしょうか。

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